20070421

20070421 に関する記事です。
明日22日に投票が行われるフランス大統領選挙を特集した番組「クローズアップ現代」を見ました。


フランス初の女性大統領を目指す野党・社会党のロワイヤル氏と、与党・国民運動連合のサルコジ氏が優勢で、他にも何人か候補者はいますが、ロワイヤル氏、サルコジ氏の一騎討ちのような状態なのだそうです。

この選挙の興味深いところは、人気を二分しているこの2人の候補者の主張、政策が正反対なのです。

ロワイヤル氏は、弱者保護の伝統的な社会主義政策を打ち出し、広がる格差の是正を訴えます。一方、サルコジ氏は、手厚い労働者の保護政策が、フランスの国際競争力を低下させたとして、アメリカ流の自由競争至上主義を導入し、強いフランスの復活を訴えます。
どちらも良い部分がありますが、どちらになっても、困る人が出てくるのは避けられないので、微妙です。
今の週35時間労働で残業なしの社会、子供がいても夫婦で働きやすい社会は魅力的。深刻な就職難はどうにかしたい。特に若年者の就職難は、治安の悪化や後継者が育たないなどの心配がある。ゆるい仕事をしても解雇されないし、がんばらなくても食べていけるために、競争力が落ちる。国の経済力も当然落ちる。仕事に対してやる気がある人や、仕事ができる人は、フランスに不満を持ち他国へ流出してしまう。フランスは世界からどんどん取り残されていく。かといって、今までの手厚い労働保護政策をいきなり改革すれば、弱者はどうなるのか。格差はますます広がってしまう。
様々な問題があり、考えさせられます。私がフランス国民だったら、非常に困るだろうなと思いました。自分に響いてくるのですから、覚悟のいる選挙です。

フランス国民は大変な選択を迫られていますね。フランスの各新聞社が調べた支持率だと、サルコジ氏がロワイヤル氏を少し上回っていました。でもその差は僅差です。多くの人が誰に投票するのかを決めかねており、当日、投票所で決めるという人も少なくないのではと言われています。
普段は外国の選挙なんて興味がないんですが、明日の結果は楽しみです。

サルコジ氏のHP
ロワイヤル氏のHP

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